いつも寝起き?って聞かれます。。

自称日本で一番詳しい方の業界人の表じゃ書けないDAW関連本音レビュー とMixテクニックをつらつらと書いていきます。

プロでも使えるMIXテクニック 実際のMixの流れ編 Vol.16:そもそもの下準備が出来てない人の多さに気づいたので編 追記

久々に書いたら思いのほか反響があって、色々聞かれそうなのでちょっとだけ追記します。

 

まず、下ごしらえって元のデータを適正な素材にするための処理なので、ある意味まだミックス作業ではないかな。

 

ちゃんとしたエンジニアさんが録ったデータって、既にこの辺の処理が終わってて、フェーダー0dbのところである程度音量バランス取れてる。それは録るときに今回のVUのくだりになるような音で録音してるから。自分がレコーディングから携わる場合は、ほぼこの状態になる様に録るのね。それはその続き=ミックスも自分がやるから。

 

で、他人がやるなら(やっぱ自分でやってみたい人って多いから)もう少し余裕をもって、レベルを気持ち大きめというか、全体のバランスよりもしっかり音量を録る様にする。後で好きにバランスが取れるように録り音ではバランスとらずにモニターバック、つまりDAWの中のフェーダーで返しのレベルを作っておくようにしてる。ソフトシンセってこの状態とも言えるよね。

 

この作業は人から来たデータに関して、自分のスタート地点につくために今回の下処理をするってこと。これはトラックの整理(トラックの名前や色とかも)やグループ分け等と同じ感覚でやってるってことです。

 

質問で、この作業をするとステム=バストラックでは収まらないってのがあって、それへの回答はこんな感じ。

 

今回の下ごしらえの段階でトラックフェーダーが0dbなのは、ここ後から過去記事の各トラックの処理に入る訳なの。言うたら今回のシリーズがプロでも使えるMIXテクニック 実際のMixの流れ編 Vol.0みたいな感じ。極論を言えば、下処理が終わったらそのトラックを一旦バウンスとかしちゃって、もともとがそういうものだってことにして、そっから作業をする感じです。

 

つまり、ここから先がミックス作業だからトラックフェーダーや好きなプラグインを使って、各トラックのレベルをコントロールしながら、マスターフェーダーに対してレベルを積んでいく。

 

簡単な例で、1176の基本の位置がインプット10時、アウトプット2時ってのがあるじゃない?この位置でメータの触れ方が変だったら、そもそも入ってきてる信号レベルが変なわけで。そのままやるとツマミの位置も変になるのと同じで、適正レベルの信号じゃなきゃ、いろんなプラグインもノブの位置と出音がリンクしないよってこと。

 

まとめると、なんでも下処理が必要なわけではなくて、意図もなくレベルの低いトラックや以上にレベルが突っ込まれてるソフトシンセとかは、そこでいきなり何かしても結果が良くないから、一旦ちゃんと作業ができる音量(というか、広い意味で音そのものかな)にしてからやると、もっとスムーズに作業が出来る様になると思います。

 

よく書くけど、俺の言ってることを鵜呑みにするんじゃなくて、こんな事言ってるやつがいるから試してみようってのが、書いてる側からすると嬉しいかな。で、やってみて良かったら自分の経験値になって、そこからまた何か思いついて欲しいし、ピンとこなかったら、自分なりのやり方をまた探してくれればいいと思う次第。

 

ちなみに、半分冗談で半分本気ですが、音声と画像をちゃんとつけた本にしたら読む人いるかな?まあ、出せたとしても匿名のままですけどね笑