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いつも寝起き?って聞かれます。。

自称日本で一番詳しい方の業界人の表じゃ書けないDAW関連本音レビュー とMixテクニックをつらつらと書いていきます。

プロでも使えるMIXテクニックCOMP編Vol.3:コンプの設定は難しくも有り簡単でもある。

細かい話は抜きにコンプの設定を見つける方法はこんな感じ。

 

設定の仕方を簡単に言うと、まずスレッショルド全開!Ratio全開!!いわゆるEQ編で出てきたグリグリのコンプ版です。この過激な設定にするとアタックとリリースの設定の変化があからさまに分かるので簡単です。

 

分かったふりして適当に決めている人ほど試してほしいです。そのうち耳が何処を聴くかを覚えてくるので、こうしなくてもちゃんとして設定を作れるようになります。

 

まずアタックを追い込みます。その音に「エッジを立てたいのか?」それとも「エッジを潰して滑らかにしたいのか?」ここでアタックの設定は決まってきます。そして、違和感のないようにリリースを設定。これも細かい話は抜きにBPMにが早ければ早め、遅ければ遅めで違和感がないところでOK。リリースは大体の設定が出来てから微調整すればいいので、今の時点では大体で。

 

次に音の変化に気をつけてRatioを決める。Ratioスレッショルドの値を越えた音量を何分の1に潰すかを決める値です。トラックの音のピークが-14dbで、スレッショルド-20dbだとすると、-20dbから上の6db1:2なら半分の3db潰すして-17db前後になる。じゃあ、1:3なら2db潰す!と思って人惜しい。3分の1に潰すので潰れるのは4dbです。

 

Ratioの設定はいわゆるコンプが掛かってる感につながるので、個人的には1:3~1:4から初めて個々で音質の変化を確認しときます。レベルメーターを見ながらここでどれだけレベルの飛び出しが揃うか、潰したいピークをちゃんと潰せているかを判断しながら、1:8を最大値に調整していきます。1:8もよっぽどじゃないと無いですが、ラップを一定レベルに揃えきりたい時に使うとかで個人的にそれ以上のRatio設定は、パラレルミックスや機種特有のサチュレーションを求めるとかの特別な用途以外に使う事はありません。

 

その後、スレッショルドを適正な(トラックのトラックの音量メーターで判断)ゲインリダクションが行われる位置まで戻します。高いRatio、浅いスレッショルドより、軽いRatio、深いスレッショルドの方が音質は自然です。つまり、もし1台目で思い通りに行かなければ、1台目コンプで軽くアラを潰して、2台目で更に整えるなどの方がサウンド的には良い結果が得られます。

 

個々のトラックの次に楽器ごとのbusトラックがあって、その先にSubMasterトラックがあってなどなど、Masterトラックのアウトまでに何回かダイナミクスを整えるタイミングがあるので、何重にも薄く掛けて最終的に収まってれば良いともいえます。

 

それでも極端にコンプが掛かる場所がある場合は、その部分のVolのオートメーションでその箇所だけ下げてしまうとか、波形自体のVolを下げてしまうなどして適正にコンプに当たる様に調整するのも無駄にダイナミクスを殺さないコツです。

 

細かい事を言うと、Volのオートメーションはポストフェーダーだから、コンプ等の処理の後の話。コンプの掛かり方は波形のヴォリュームを下げるほうが正解です。最近のDAWなら波形ごと音量触れるから、以前みたいにコンプのオートメーション書くより簡単でしょ?

 

曲中に一回か二回くらいしか出てこない極端なピークにあわせてキツめのコンプを掛けてしまって、ダイナミクスの少ないのっぺりとしたトラックを本当に多く見かけるので要注意です。

 

ここまでに上げているのはあくまでも基本なので、実際の録音データの具合によっては「-20dbも潰す」なんて極端な設定になることも多々あります。

 

EQと一緒で設定は元の音次第であり、ピークを押さえてることが目的なので、コンプ側の値よりもそのトラックの音量メーターを常に確認するのが一番のコツですね。

 

Voに対する1176系の最近の流行りはアタック最遅、リリース最速でRATIO 1: 20というなかなか他では出てこない設定。でも実はこっちのほうが1:4とかで細かく針が触れているよりよりも自然に掛かる。Vol.2の動作方式で言えば、オプトの挙動に近づけながらFET的な処理って感じかな。

 

MIXの説明をするときに、この楽器にはアタックは〜ms、リリースは〜msと値で説明してる記事等の数字は覚える必要が一切ないので覚えるだけ無駄ですね。人によってソースが違うので、掛かり方も掛け方も全く別もんになるので、そもそも偉そうに書く必要が無いと思う。