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いつも寝起き?って聞かれます。。

自称日本で一番詳しい方の業界人の表じゃ書けないDAW関連本音レビュー とMixテクニックをつらつらと書いていきます。

プロでも使えるMIXテクニックEQ編Vol.2:メーターを埋める犯人は、ヤツだ!低音のトリートメント

実は、前回出た-10db ~ -6dbに収めるには中々難しかったりします。一番の原因は「不要な低音」です。オケの中では一切聞こえてないのに確実に存在し、マスタートラックのメーターをガンガン揺らす超低音を排除して行きましょう。この低音は凄いパワーがあるのでここの下処理はだいぶ効きます。仮に全てのトラックに3040hz以下を全ての切るハイパスを入れたら、音はそんなに変わらないのにメーターは下がっているはずです。

 

個人的によく使うEQとして、以下のものがあります。

 

Sonnox Oxford EQー切れ味がかなり鋭いので、要らないところを削るには最適。主にダンス系の際は必須→Fabfilter/Pro-Q2にほとんど切り替わってきました。

Wave SSL Channel ーカットもブーストもいやらしさの無いザックリ派。生楽器系によく使います。

Waves Qシリーズを微調整用、Renシリーズを他のトラックと大雑把にバランスを取る際にも使います。

 

その他、RedlineSonalksissEqulity を初めとした国内外問わず有名所はほとんど手を出しましたが、結局は不思議とここに戻ります。

 

実際、歪み(サチュレーション)を別で調整するなら、Protoolsとかの純正だけでも正直大丈夫かなとも。

 

まず各楽器をソロにし、急激なカーブでハイパスを入れて行きます。音が変わらないギリギリまで切って行って、個々だと思った所から軽く戻しつつEQカーブを緩めます。ここはその場その場の感覚なので厳密な数値は無いです。

 

その後、他の楽器(ここではベースとします)を一緒に聴き、バランスを取ります。ちなみにここで先にキックとボーカルの音量をしっかりと決めてしまうと、後々困りません。

 

まずVol調整、それでも納得行かないならカブリを削ります。目立たせたいトラックじゃない方のトラックにEQを挿し、グリグリです。グリグリとは、Qをかなり細めにし、フルブーストで周波数を上下にグリグリ動かします。ここで濁る帯域、これこそが「この曲の中で邪魔な帯域」です。そこに周波数を設定したままカット方向に数字を動かし、Qを広げて頃合いを見ます。そして、さっきと同様にちょっと緩めるのがポイントですね。ハッキリくっきりし過ぎると音楽的では無くなってしまうのでアバウトさをは重要です。この方式で大体のEQポイントは探せるでしょう。ちなみに1箇所とは限らないです。

 

キックもベースも大事な昨今のダンス系なら、EQで処理をする前にサイドチェーンを使うのもありです。いわゆる時間軸で避ける方法ですね~。これだとそれぞれのトラックが持っている個性を変にいじることがなくカブリの処理が出来ます。キックのタイミングでベースを凹まして、同じバスに送ってコンプでまとめる事を多々ありますがここではサラッと。(詳しくは、そのうち書くサイドチェーンを使いこなせ!にて)

 

ちなみに切り過ぎには注意です。先ほどのハイパスも全てのトラックで必ずしも必要な訳では無く、あくまでも曲に対する理解度で調節下さいませ。それが個性です(笑)