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いつも寝起き?って聞かれます。。

自称日本で一番詳しい方の業界人の表じゃ書けないDAW関連本音レビュー とMixテクニックをつらつらと書いていきます。

プロでも使えるMIXテクニックCOMP編Vol.5:スレッショルドの位置の見極め方の一例

そうそう。コンプ編1つ足しておこう。

 

スレッショルドの位置の見極め方を書いてなかったなと。

 

ギタリストが結構上手くないとダイナミクスが大きくついちゃうアコギのアルペジオを例にすると、まずコンプのインプットメーターをしっかりと見る。あえて読むと言ってもいいかもしれない。

 

1番小さい音が-12dbで、1番大きい音=この場合ピークとする音量が-6dbだとする。いつも通り数字は大体で。

 

この時の値の出し方は、1番小さい音をどれくらい上げればバランス良くなるかを考えて、その音が引っかかるちょいと上か同じくらいにする。つまり-12db前後。そこからどれだけピークを押さえたいかを意識する。-6dbが-9〜10dbくらいになると、そのトラックを上に3db余裕が出来るから、ratioは1/2〜3になる値が数学の様に出てくる。バランスが良くなったトラックで上に3db増えれば、他のトラックとの兼ね合いもだいぶ自由度が高くなるよね。

 

まあ、アタックの設定でリダクションの値は大きく変わるから、前述のアタックとリリースの見極めがやっぱり重要なんだよね。

 

この数字や計算が絶対正しい訳では無いんだけど、耳でとかの感覚派(どっちかと言うと、勘だな。)の反対側にこう言う考えとあるって事を言いたい。どっちかしか知らない人より、どっちも知ってる上で使い分けてる他が守備範囲はやっぱり広い。

 

その音がちゃんと製品のクオリティで録音されていれば、音を変えないクリーン系のコンプを選ぶ、逆なら味がつくサチュレーション系のコンプを選ぶとか、自分の行動に理由が出来てるくると闇雲にプラグインを刺しまくってるトラックにはならない。

 

一つのトラックにいっぱいEQとコンプが刺さってるトラックって、どっかで自分で作っちゃったマイナスとか過剰なプラスを中和する無駄な行程のプラグインがあるはずなんだよね。じゃあ、その最初の方の無駄な処理をしなきゃ、後のプラグイン要らない。だから、一個一個のプラグインを状況に合わせて使いこなすのが必要かなと。CPUも無駄づかいも減るし、高いプラグインを買う必要もDSPも買い足す必要も無くなる。

 

良いことしかないじゃん(笑)

 

ここまでのEQとコンプの流れを鵜呑みにしなくて良いから、意識するだけでレベルが上がるはず。少なくとも俺はこれで10年以上仕事になってるからね。独学だけど、いろんな人や場所で、失敗もありながらも本気で作業した蓄積だから、他の人が読んでも無意味では無いと信じたいな。

 

次からは実際のトラックの処理というか、ミキサー上のルーティンとその意味について書いて行こう。

プロでも使えるMIXテクニックCOMP編Vol.4:好きだから何をしていいわけじゃ無い。後、色々使った結果のお薦めコンプ

ということで、コンプを使う上でこれをやってると素人レベルとみなされ馬鹿にされますよ~(笑)

 

「コンプのアウトプットレベル(メイクアップゲイン)でそのトラックの音量を調節しない。」

 

リダクションされている以上にアウトプットレベルを上げて音が大きくなった~、、、ってのを嫌って程よく見かけます。リダクション以上のゲインは、フェーダーでボリュームを上げているのと同じなので意味が無いです。音量が上がらずに上がった様にするのがコンプの役割の半分なので、今直ぐチェックです。

 

突っ込まれそうなので先に言っときますが、そのアウトプットレベルで機種特有のサチュレーションを生むものもあります。個人的にはVertigo VC-2Portico5043等をラインドライバーとして使うことは良くあります。

 

で、どれくらいが適正か?

 

簡単です。バイパスした時としてない時の音量が聴感上一緒です。個人的にはほんの少し小さいくらいにします。コンプの設定中は何度もBypassと聴き比べるのが鉄則。

 

必要なピークを押さえる消えているとしたら、トラックの音量メーターは今までより低くなります。つまり音が小さくなります。だからトラックのフェーダーをあげる事ができて、今まで以上に音量というか音圧を稼ぐ事ができる訳ですね。なので、オートメイクアップゲインは基本外しましょう。

 

正直、殆どのDAW内蔵のコンプとVOLのオートメーションだけでも「質感」という魔法の言葉を除けば、ダイナミクスのコントロールは可能です。

 

Fabfilter PRO-C→まあ、本当の役割でのコンプとしては万能。

WAVES CLA or UAD の1176シリーズ→個別トラックの作り込みに。

WAVES REN COM→ほぼサイドチェインかBUSでのピーク消し。 

UAD or WavesFairchild系→歌やストリング、ピアノとかのデジタル消臭剤

WAVES L1 or L2 →音圧稼ぎじゃなくて、ほんとの意味で音が粗めのリミッター

WAVES SSL BUS COM or UAD/Vertigo VC-2 →Busでのまとめ役

UADのVari−MU→最後の方のまとめ役。

 

後、あえて上げるならMcDSPのRetroCompとSONNOXのDynamics、頭のいいElysia、地味にPSPとフリーのRough Rider辺りも好き。でも無くても良い。SONNOXは基本全部良い。Fabfilter出るまでは多用してたし、Inflator、Limiterは今もUADフォーマットでよく使う。

 

この流れでまとめて話すと、ディエッサーはeiosisがずば抜けて楽だし、SONNOXのが最強な気がする。でも海外の人のトラックに入ってるのはREN DeEssが多い。WAVESのREN MAXXってほんとに名作だよな。初めて使った時感動した記憶がある。

 

何か出るたびに取り敢えずいれるんだけど、結局WAVESかUAD-2のモデリング物とFabfilterで事足りるんだよね。下手したらREN COMPかPro-Cだけでも大丈夫。前のブログで書いた感じに設定を理解していれば、それくらいコンプって何でも良いかも。

 

EQとかサチュレーターと組み合わせれば同じこと出来そうだから。プロが個別のモデリング機種のプラグインを選ぶ理由は、その機種の設定というか掛けたらどうなるか頭に入っているからの時短の一種とも言える。

 

プラグインの列が増えると嬉しいけど、自己満と言うか所有欲を満たすだけでスクロールの量が増えて効率悪くなるのでダメな奴はすぐ外します。

 

プロでも使えるMIXテクニックCOMP編Vol.3:コンプの設定は難しくも有り簡単でもある。

細かい話は抜きにコンプの設定を見つける方法はこんな感じ。

 

設定の仕方を簡単に言うと、まずスレッショルド全開!Ratio全開!!いわゆるEQ編で出てきたグリグリのコンプ版です。この過激な設定にするとアタックとリリースの設定の変化があからさまに分かるので簡単です。

 

分かったふりして適当に決めている人ほど試してほしいです。そのうち耳が何処を聴くかを覚えてくるので、こうしなくてもちゃんとして設定を作れるようになります。

 

まずアタックを追い込みます。その音に「エッジを立てたいのか?」それとも「エッジを潰して滑らかにしたいのか?」ここでアタックの設定は決まってきます。そして、違和感のないようにリリースを設定。これも細かい話は抜きにBPMにが早ければ早め、遅ければ遅めで違和感がないところでOK。リリースは大体の設定が出来てから微調整すればいいので、今の時点では大体で。

 

次に音の変化に気をつけてRatioを決める。Ratioスレッショルドの値を越えた音量を何分の1に潰すかを決める値です。トラックの音のピークが-14dbで、スレッショルド-20dbだとすると、-20dbから上の6db1:2なら半分の3db潰すして-17db前後になる。じゃあ、1:3なら2db潰す!と思って人惜しい。3分の1に潰すので潰れるのは4dbです。

 

Ratioの設定はいわゆるコンプが掛かってる感につながるので、個人的には1:3~1:4から初めて個々で音質の変化を確認しときます。レベルメーターを見ながらここでどれだけレベルの飛び出しが揃うか、潰したいピークをちゃんと潰せているかを判断しながら、1:8を最大値に調整していきます。1:8もよっぽどじゃないと無いですが、ラップを一定レベルに揃えきりたい時に使うとかで個人的にそれ以上のRatio設定は、パラレルミックスや機種特有のサチュレーションを求めるとかの特別な用途以外に使う事はありません。

 

その後、スレッショルドを適正な(トラックのトラックの音量メーターで判断)ゲインリダクションが行われる位置まで戻します。高いRatio、浅いスレッショルドより、軽いRatio、深いスレッショルドの方が音質は自然です。つまり、もし1台目で思い通りに行かなければ、1台目コンプで軽くアラを潰して、2台目で更に整えるなどの方がサウンド的には良い結果が得られます。

 

個々のトラックの次に楽器ごとのbusトラックがあって、その先にSubMasterトラックがあってなどなど、Masterトラックのアウトまでに何回かダイナミクスを整えるタイミングがあるので、何重にも薄く掛けて最終的に収まってれば良いともいえます。

 

それでも極端にコンプが掛かる場所がある場合は、その部分のVolのオートメーションでその箇所だけ下げてしまうとか、波形自体のVolを下げてしまうなどして適正にコンプに当たる様に調整するのも無駄にダイナミクスを殺さないコツです。

 

細かい事を言うと、Volのオートメーションはポストフェーダーだから、コンプ等の処理の後の話。コンプの掛かり方は波形のヴォリュームを下げるほうが正解です。最近のDAWなら波形ごと音量触れるから、以前みたいにコンプのオートメーション書くより簡単でしょ?

 

曲中に一回か二回くらいしか出てこない極端なピークにあわせてキツめのコンプを掛けてしまって、ダイナミクスの少ないのっぺりとしたトラックを本当に多く見かけるので要注意です。

 

ここまでに上げているのはあくまでも基本なので、実際の録音データの具合によっては「-20dbも潰す」なんて極端な設定になることも多々あります。

 

EQと一緒で設定は元の音次第であり、ピークを押さえてることが目的なので、コンプ側の値よりもそのトラックの音量メーターを常に確認するのが一番のコツですね。

 

Voに対する1176系の最近の流行りはアタック最遅、リリース最速でRATIO 1: 20というなかなか他では出てこない設定。でも実はこっちのほうが1:4とかで細かく針が触れているよりよりも自然に掛かる。Vol.2の動作方式で言えば、オプトの挙動に近づけながらFET的な処理って感じかな。

 

MIXの説明をするときに、この楽器にはアタックは〜ms、リリースは〜msと値で説明してる記事等の数字は覚える必要が一切ないので覚えるだけ無駄ですね。人によってソースが違うので、掛かり方も掛け方も全く別もんになるので、そもそも偉そうに書く必要が無いと思う。

プロでも使えるMIXテクニックCOMP編Vol.2:まずは仕組みを理解して正しく使い分ける

コンプの方式と使い方は世の中にいくらでも出ているのでさらっと。

①OPT(オプト)・コンプ
アタックがかなり遅いコンプです。良い意味でアバウト(ふんわり自然にかかる)。アタックを潰さずにその後の音の膨らみや音量感が安定するので、VocalやBASSなどのモノラル楽器を「滑らか」かつ「太くする」のに向いています。

ex)AVALON DESIGN AD2022、Universall Audio LA-2A、Tube-tech CL-1B


②VCAコンプ
・電圧でコントロールされているのでパキっとかかります。とにかく反応が早いので打楽器の様な一瞬でピークが来る音を捕まえたりすることが得意です。SNAREとかにコンプを掛けてもどうしてもメーターを貫いてくる場合は、VCA系のコンプの出番です。それを利用して、Releaseを早めにすることで音のエッジを立てるのにも使えます。

ex)DBX系、SSL系、TK AUDIO BC1-S


③FETコンプ
Attackは早いが、Releaseリリーズやや遅いタイプです。このReleaseがポイントで、VCAほどハキハキしないのでVocalなどにも使いやすいですし(VCAは良くも悪くもコンプっぽさが強いです)、音の余韻だけ強調したりする使い方もあります。また、FET(真空管の音を狙った回路)はギターエフェクトのオーバードライブなどにも用いられる回路なので、機種によって結構歪み方が違います。コンプの代表格である1176などは、この歪感が音楽的に素晴らしいので良く使われているのではないかなとも。

ex)UREI 1176LN、WesAudio/Beta76

真空管コンプ
コンプ的な音の掛かり方は比較的弱く優しく柔らかい感じです。全ての音が滑らかにくっつき合う様な自然ながらも若干のコンプ感にオーディオアンプの様な温かみが特徴です。温かみのある音色なのでピアノや2mixなど、レンジが広く音をあまり変えずにマジックを掛けたいときに掛けることが多い。

Fairchild 660、Fairchild 670, MANLEY Variable Mu Limiter Compressor

つまり、KickやSnarの様な打撃音にOPTコンプを使っても動作するまでに音が終わってしまうのでコンプレッサーとしてはあまり果たせません。
(通した時のサチュレート感が好き的ないわゆる音に味をつける話しとは一旦分けます。)逆にVocalなどに、VCAとかのハキハキコンプを使うと、コンプが掛かった感が強く出て不自然なので、あまり向いてるとは言えないかもしれません。

若干面倒くさいんですが、同じトラックを複数複製して持っているコンプを同じ設定で何パターンか聴き比べてみると、コンプだけではなく倍音調整にもいつの間にか敏感になってるはずです!

 

まとめると、それぞれのトラックに合った方式のコンプを選ぶことが、コンプの使い方云々の前のコツだったりします。もちろん、同じ方式の中でも更に動作の遅い早いはあるので、各方式ごとに代表的なモデルの音の変わり方を身につけてから、使い分けるとそれぞれのコンプの適材適所的な個性が見えてくる。そこで初めて設計者の意図が見えてくるワケです。うまく設定出来ないのは、その意図と違う使い方か個々の機種の適切な設定になってないからなのか、と大人な考えが出来るようやくなった(笑)

 

ちなみに30代ね、俺。

 

 

プロでも使えるMIXテクニックCOMP編Vol.1:何でもすぐコンプレッサーって、、、その前にやることあるでしょ?

コンプ好きな人多いですよね~、、

 

音量が上がる魔法のツールとしてほとんどのトラックに挿さってたりしませんか?バイパスをした時に明らかに音量が下がる人はハッキリ言って使い方が間違ってます(苦笑)心当たりある人はアレンジまで戻って下さいませ。。

 

というのも、宅録の場合のオケはほとんどが打ち込みな事が多いので、音量がバラついていたら打ち込みを直せばいいし、音量がでかければ下げればいい(逆もしかり)ワケです。プロもアマも同じ音源を買って使える時代になんでここまで音の差が出るのかなって思うことが多いけど、結局は打ち込みの技量なの。

 

例えば、ドラムの打ち込みのベロシティの値ね。100以上って結構本気で叩いた時くらいにしか使わないから、60~100で打ち込んで、さらに欲しい時にそれより上を使う感じ。ゴーストはさらに下。で、まず音源の音の句切れ目を探すのが面倒くさいけどかなり有効。どういうことかというと、ベロシティが1~127だからと言って127段階音が変わるわかけじゃなくて、例えば、その音源のベロシティの切り替えが4段階しかなかったら、〜60、60〜、80〜,100〜(数字は適当)の位置でしかメーカーがー用意した別のサンプルにならないわけ訳。だからその間で細かい数値でベロシティの位置を変えても同じ音の気持ち音量が違うくらいで、そこまでやってる気になってるほど結果に出てないのさ。

 

ワンオクやPeripheryみたいなドラムの音が好きだったら、もうベロシティの話じゃなくて、トリガーや貼り付けの話も入ってくるから別ね、今度ちゃんと書くから。今は出音じゃなくて、データの作り方。

 

最近の生楽器系のソフトシンセの容量が膨大なのは、この段階が8とか12とかかなり細いところまで来てるのが理由なんだけど、その境目をうまく使えてないのが打ち込みくささにもつながる。で、そういう人ほど音源のせいにするし、MIXでなんとかなると思ってる。プロでも結構多いから笑えない。プロになるのが昔より簡単だからだろうね(苦笑)

こんな面倒くさいこと本当にしてるのって?思うかと思うんだけど、仲の良いトップクラスの劇版作家さん達は音源を買ったらまず最初にやってる人が多い。ハードウェア音源やサンプリングCDしかなかった頃は、多くても4段階とかだったからこそ、必ずチェックして時の名残だと思うだけど、その世代の人の打ち込みはのレベルは格段に違う。

 

で、ここがコンプに頼る前の最低限の処理だったりするから、コンプ編の最初に持ってきてみました。

 

別のタイミングでアレンジに関して書くけど、こう言ったアレンジの知識や技量を身につけないと、いっぱいお金かけてプラグイン買いまくって、無駄な音やエフェクト挿しまくって、挙句にしょぼい音のカンパケを世に出して、自称評論家たちに陰口を言われる(笑)

 

コンプでグループを操る!的な記事を見かけますが、それに手を出すのちょいと早い!(というか、グルーブっていう曖昧かつ、自分を騙す言葉はないな。)

もちろん、コンプでアタックやリリースをコントロールすれば(コントロールの仕方は次回!)ノリは変わります。でもここは全てオーディオトラックで渡され、追加アレンジの出来ないエンジニアのタイミング。クリエイターは元データを磨こう。

 

WEBに上がった写真と同様に公開したデータは絶対に世の中から消えない。妥協したものを作るとそれを聞いて低く評価した人とはもう仕事も含め音楽では繋がれないよ。。

 

ちょっと脅かしすぎたから、話を柔らかくしていこう(笑)

 

打ち込みの練習はもっと研究すれば自力で出来ます。スネアは少し後ろ目に~~、的な位置の話よりさっき書いたベロシティに拘りましょう。ここではwatsusiさんの著書「MPCで学ぶリズム打ち込み入門」がとても参考になります。タイトルにMPCって入ってるので誤解されがちですが、完全に打ち込みドラムの教科書です。どこの位置のベロシティが高いとこうやって聞こえるっていうのが体験しながら学習できます。(ステマじゃないよ〜。ちょっと前の本だし。)

 

音の位置に関しては諸々あると思いますが、裏拍を1小節の1番最後、24拍、8分裏、16分裏と順に細かく後ろに下げればそのうち気持ちが良いところが見つかります。コツは早く聞かせたいノートの前のノートを少し遅らせる感じですかね。まずベロシティ、次に裏の位置をしっかり覚えると、雑なドラム音源でもかなり本気で聞こえるようになります。

 

市販のMIDIファイルやドラム音源に付属しているMIDIファイルの中で好きなものを実際にトラックに貼って研究してみるとどんどん腕は上がります。

 

同じ種類の新しい音源を買う前に自分の給料を時給計算して、新しい音源の価格分の時間をまず打ち込みの練習に使ってみよう。その方が良い結果になるかもね〜。

プロでも使えるMIXテクニックEQ編Vol.6:最先端のEQ処理はCOMPでやろう!時間軸での周波数の住み分け。

最先端っていっても、自分では結構昔にこれを自力で見つけた方法なんだけど、同じ事を考えた人が多発的にいろんなとこで居たんだろうね。で、主流の1つになってきた感じ。

 

EQの基本って大まかに2つ。

①音を作る

こっちはご自由にどうぞって感じかな。一つだけ言うとしたら、もともとのトラックに無い周波数はいくらブーストしても上がらないから、元音の状態が何よりも重要。つまり、録り音なんだよね。生音系のソフトシンセは既に整えてあるから、ブーストよりは次の周波数の整理が主になると思う。元音の修正が出来ない場合もあるじゃない?そういうときは自分の耳だけを信じてやろう!目で見てるととんでも無い形になってるかもしれないけど、それでOK。目で見えすぎると見た目で調整しちゃうからね。例えば、15dbブーストとかになってても良いの、元音のその帯域がそこまでブーストしないと聴こえレベルでしかないってことだから。

 

②周波数の整理

こっちが今回の本題で、タイトルでもある時間軸での周波数の整理のやり方です。

 

ギターやシンセがカッコいいバースがあるとして、そこに歌が入るとギターが被って歌が抜け聴こえずらい。じゃあ、被る方のコード楽器に歌と被っている帯域をカットしようってのが普通。でもこれだと歌がないタイミングもずっとその帯域がカットされてる訳で、せっかくのバンド隊の見せ所もボーカルに気を使ってる感じ。勝手にこれを「一世代前のEQ」としよう。プロでもスカスカだなって人のEQはここ止まり。海外のMIXとの差の1つがこれかなって思う。

 

で、どうするかっていうと、サイドチェインとマルチバンドコンプを使いこなすのが「今」感かな。サイドチェインって、EDMでベースや上モノをブワブワさせるものなイメージが強いけど、そっちが応用ワザで今からの説明が基本だったりする。

 

さっきの例を使うと歌に被るトラック(もしくは、それらをまとめたBUS)にコンプをインサート。で、前にいて欲しいトラック(もしくは、それらをまとめたBUS)からサイドチェインの信号をSEND。こうすると歌があるときにだけオケの方にコンプが掛かって音量が下がる訳ね。逆を言えば、歌がないときはコンプがかからないから、オケは可能な限りあげちゃって良いのさ。

 

そうすると、オケが主役→歌が入ったらオケが少し引き下がる→歌が止まったらオケが出てくるみたいに、プロミュージシャンがLiveでやってるみたいな駆け引きが自動で出来るから、時間軸で主役(聴こえてて欲しい音が)が変わる。

 

これはKICKとBASSの関係にはかなり有効で、KICKからBASSへのサイドチェインをすると、同じタイミングで鳴った時の低音の暴れを逃がせるから、BASSの方にKICKとの住み分けのEQが要らなくなる。こうすると、KICKが鳴ってない時のBASSの音量が稼げるから安定した低音感を保てる。邦楽を聞いてると低音のキープが下手だなって思うのさ。まあ、文化の違いが一番だけどね。主に聴くのがリズムか歌かのお国柄。

 

更に応用でこのインサートをマルチバンドコンプにすると、音量だけじゃなくてねらった周波数だけ時間軸で逃げれるって事。サビで入ってくるストリングスが邪魔なときとか、イントロで弾いてるリード音がサビでも鳴らしたいときに、どっちも目立ってほしいから歌の切れ目切れ目で聞こえる様にしたいとか、アイディア次第では何でも出来る。

 

使うのはコンプでも良いんだけど、いろいろ試した感じ個人的にお薦めはWAVESのRenaissance Compressorかな。これが一番掛かり方が分かりやすい。ちなみにGRの目安は-1~2dbでOK。 こんだけのリダクションでもかなり効果があるよ。マルチバンドだと、FabfilterのPro-MBが使いやすいかな。

 

ちょっと難しそうに見えるけど、実は簡単だから試して見て下さいな。使えるようになると「俺、MIXうまくなったかも」って思うよ(笑)サイドチェインコンプを縦横無尽に使ってると、プロっぽいしね

 

脱線コラムVol.1:Audio IF遍歴 中古のベンツくらい買えたろうに、、、

ふと振り帰ったら、とんでもない量のAudio/IFを通り過ぎてる、、

 

M-AUDIO/PCIのモデル→渋谷のKEYで買ったよくわからないの


MOTU/828→憧れのFW

DIGIDESIGN/Mbox→Protoolが必要に


MOTU/828MK2→でも制作はDPで


MACKIE/ ONYX400F→これ良かった

MOTU/828MK2→けど、DPとは、、でやっぱり買い戻し(笑)


FOCUSRITE/SAFFIRE→外作業が増えたから

M-AUDIO/FW410→なんとなく


DIGIDESIGN/Mbox 2→出たから。

DIGIDESIGN/002 RACK→INが足りなくてなってきて


APOGEE / DUET→ソフトシンセで良くない?時代スタート


DISIDESIGN /192I/O→Macのパワー不足で泣く泣くTDM時代へ

APOGEE/SYMPHONY→出たから、この頃制作はLOGICA+POGEE/SYMPHONY+BENCHMARAKのDAC→DAが緩くて、、


AVID/HD I/O→で、やっぱりここに落ち着くが、、、、


PRISMSOUND/ORPHEUS→HDってパワーなくない?MacPro&Native環境回帰へ。+VEP


METRIC HALO/ULN-8→ここが最高だったかな~。


RME/UCX(借り物)→マニピが増えたから。


AUDIENT/ID22→UCX要返却。その瞬間に一番音良かったから。


APOGEE/QUARTET→なんだかんだで音もマイクプリも良かった。

多分、もう2~3個なんかあるはず(笑)買ったのはこんな感じで、試したことあるモデルは大げさに言えば2倍かな。。(1万円台とかのも含めてね。)定期的にAPOGEEを通ってるな。MetricとかPrismとか、いい感じのインターフェイスに巡り合うと、いろんな周辺機器がいらなくなってシンプルセットアップに。なんか余計なものを通したくなくなるんだよね。音に伸び伸びして欲しいというか。実際に今の環境が一番シンプルかつ、モニター環境自分史上最高だもんね。

 

 

で、今ここ↓

☆UnivesalAudio/Apollo 8 →UNISONとUADプラグインがあれば、行ったことのない場所で録りの機材が足りないって時も対応できる様にしたかったから。最初の印象は別によくも悪くのなかったんだけど、海外の人の話聴いてる内にちゃんと試してみたくなって、本気で試したら有りだったのさ。ApolloとBlacklionのクロックとアコリバのクロックケーブルの相性がかなり良くて、何かもうこれで良いやって感じ。

☆Antelope/ZenTour音も機能も悪くないから主にマニピ用。モバイル用はApollo twin mk2でも買おうかな。DSPとI/Oが合算できるし。

☆HDX用にHD I/O→もっと良いの使っても良いんだけど、スタジオでがっかりするの嫌だからこれで良いかな。正直、Protoolsみたいな時代遅れのソフトを重宝する人の気が知れない。仕事なんでかなり触れるけど出来ればPTで作業するのがほんとに嫌。。ちなみにStudioOneユーザーです。プロのレコーディングと多チャンネルものはHDXでしかまだ無理なんだよね。MacProがさっさと2倍くらい早くなれば良いな。





スピーカーとアウトボード遍歴はもっと過激。。。プラグインは収集癖(狂?)クリエイター10人に聞いて1人だけしか名前を知らないメーカーのも試している感じだしね。

 

1つ偉そうなアドバイスをすると、プラグインこそちゃんとマニュアルを見た方が良いよ。パラメータの意味や機種の癖や初期設定の位置とか分かって使うと全然感想が変わるからね〜。